大阪イケメンを虜にする 『陰徳』のススメ
こんにちは❗️
大阪をこよなく愛するホテルマンの独り言日記へようこそ。
今宵も一人、誰へ語ると言うでもなく思う所を述べさせて頂きます。
大阪に住んでいると、電車を利用する機会が良くあります。
何とはなしに見ていると、俗に言うイケメンが多いな〜とふと気付く瞬間が多々あります。
東京に住んでいる時も勿論それは思ったのですが、東京は街自体が圧倒的なキラキラ感を発していることもあり、街行くイケメン達もある意味当たり前の光景の中に溶け込んでいる節があるようです。
大阪も日本第二の都会ということもあり、都心部は十分なキラキラ感があるのですが、やはり全体として見れば日本の大いなる田舎の側面も否定出来ず、イケメン単体の放つ、辺りの雰囲気までも明るくする匂い立つようなキラキラ感を防ぎきることが未だ出来ずにいるようです。
東京イケメンと大阪イケメンの違いについて論じますとおそらくインターネット空間がパンクすると思いますので、簡潔に私見を述べますと
東京イケメンは、固有の土地柄や地方の土着性とは無縁の、ある種個々独立した嗜好や流行に対するセンスによって非常に垢抜け、洗練された雰囲気を醸し出しているように感じます。
対して大阪イケメンですが、個々独立した嗜好やセンスによって洗練された雰囲気を醸し出している点は同じなのですが、そのさらに根っこの部分に大阪と言う土地柄への深い愛情や思いのような物を持っているように感じます。
それはある意味洗練とは真逆のベクトルに作用する可能性すらある物です。
悪く言うとある種の『ダサさ』に繋がりかねない、そんな可能性を孕んだ諸刃の剣です。
彼らは、大阪を愛し、自分の育って来た街に対して懐かしさに似た憧憬を抱いています。
どれだけ流行を追い、最新のトレンドに身を任せていても彼等の心の奥底には、大阪への尽きることのない愛情が脈々(ミャクミャク)と流れ続けているかのようです。
それは例えて言えば、クラス一の人気者が部活に恋愛、バイトに合コンと大勢の友達に囲まれながらも、生まれ育った街の幼馴染のことをいつも大切に考えているような、そんな情景であるかもしれません。
自らのルーツを切り捨てることが『出来た』東京BOYと、
自らのルーツを切り捨てることを『拒否した』大阪BOY。
この対比は、少々乱暴ではありますが両名のコントラストとしては興味深い視点ではないかと思います。
ロケットも打ち上げが成功すればブースターを切り離します。
余計な重さと空気抵抗は、エネルギーの無駄とスピードの低下に繋がるからです。
大阪に生まれ育ち、このグローバルな世界の潮流に飛び込んで行く大阪BOYにとって、自らの土着性、そのルーツへこだわりと愛情を持ち続けることは、リスクとなり得るのでしょうか?
おそらく答えはYESでしょう。
そして彼等はそれを分かっているのでしょう。
言葉ではなく心で。
うるさくて、人情で溢れていて、人懐っこくて、どこか打算的だけど憎めない、、
そんなステレオタイプの大阪のイメージを越えたところに、彼等の大阪を思う気持ちが伝わってくるようです。
捨てたいけど、どうしても捨てられない。
そんな気持ちを彼等ならこう言うのではないでしょうか。
『やっぱ好きやねん。』
と。
次回はそんな彼等を虜にする『陰徳』のススメをご提案したいと思います!
ここまでお読みいただいた皆様、有難うございました。